───────── ───── 「あ〜おもしろかった」 『ラスト泣けたね』 映画を見終えた僕たちは近くの喫茶店でちょっと遅いお昼ごはんを食べていた。 他愛もない話をしながら僕はさっきの重大決心の"第一歩"のタイミングを伺っていた。 『…ねぇ、これ食べたらちょっと行きたいところあるんだけど、付き合ってくれる?』 よし!言えた。 ようやく一歩踏み出した 「ええよ?」 そして僕たちは喫茶店を後にした。