絶対的服従



須崎さんの手がゆっくりと私の顔に近づいてくる。



「歯くいしばれよ?」



魔王のお告げ!?


言われた通り、歯に力を入れ目をつぶる。



バチーン


低い音がする。



「いっ、たぁぁい!」



額を襲ったすさまじい衝撃。

反射的にそこに手をあてる。



ぬぉぉぉ!!!


頭がジンジンするぅ〜。