「さて、
 今日君達がここに来た理由はココロの事だろう?

 ココロには過去の記憶がないもんなぁ
 それを調べにきたんじゃないかね?」

『そうなの!
 だからイッパイ話をするですよ』

ココロはずいぶん張り切っている

「えぇ、ココロの言う通りなんですが
 まさかココロと博士が知り合いとは思ってませんでしたよ」

「ココロとは・・
 そう、それは相当長くなるねぇ~
 ・・話が」

「すみません、
 なるべくかいつまんで話してもらえると助かります」

『かいをつまんでお願いします』

「うんわかったわかった
 まぁ冗談だよ
 ココロがここに来たという事は
 あの工場はもう閉めたのだろう?

 さぁて、何から聞きたいのかな?」