「ココロさ~ん!」

ネルビー助手は嬉しそうにして言った。

『あぃ?』

「良かったら私の研究に付き合ってくれませんか?
 私の理論がうまく行ったとは言ってもまだ1回だけですし
 実験をもっとしてなるべく改良していきたいんですよぉ」

『む~ん・・』

と、うなってココロは私の方を見た。

「あぃゃ、失敬ッ!
 あなたにもお願いしたい事がありますので、
 一緒にお願い出来ますか~?」

なんだかついでみたいな呼ばれ方だけど、とにかく何度も実験を重ねる必要があるみたいだ。
もし、本番の時にで問題が起こったら、お手上げなのだから断る訳にはいかないだろう。
それに…まぁとにかく私はネルビー助手の頼みを受けた。