ボーダーライン〜キャバ嬢×ボーイ〜【完】


「私は…」


「人の男に手を出すほど、アタシは腐ってないし。」


「すいません。アサミさんと仲良かったから…」


やっぱりアサミだったんだ。

ヤバい!!といった顔をした例のキャスト。

それを、見て見ぬフリをした。



いっそのこと、ユッキーと付き合っていると言いたい。



「美優ちゃん、ちょっといい?」

次は店長だ。



「何か、みんなに聞かれんだけどさぁ、どうなってるか知ってる?」


「知ってる。」


「何なんだろう。まぁ、ないことだから、堂々としといてくれりゃ〜良いんだけど…」


「アサミだよ。」


「やっぱり…」


「店長から言ったら?さっきキャストにも聞かれたんだよね〜。
本当に面倒だよ!!」


「そうするよ。」