ボーダーライン〜キャバ嬢×ボーイ〜【完】


言ったじゃん、アタシ…


ユッキーがいなきゃ、幸せになんかなれないって。



アタシだって、ユッキーのこと愛していたよ。



恥ずかしくて、大好きとしか言えなかったけど。

愛してる。

愛してるから…

アタシを1人にしないでよ…





アタシはしばらくその場から動けなかった。

動けるわけがなかった。



「会って行きますか?」


「はい。」



涙は止まることを知らないかのように、果てしなく流れ続ける。



青白いユッキーの顔は、意外に穏やかで……

やっと楽になれたんだ……



その手首の、深い深い傷は、アタシの目に焼き付いた。