次の日、仕事に行って実感した。
事の重大さに。
店長はいなかった。
そして、残された人間は焦りながらも店を回そうと必死になっていた。
だけど、回せない。
今日の営業は、最悪だった。
「はぁ…」
みんなして、ため息をついていて店の空気も最悪。
帰りの送り。
ユッキーと2人になってから、やっとゆっくり話すことができた。
「散々だったな。」
「無駄に疲れちゃったよ。」
「多分しばらくはこの状況は続くよ。」
「ダルい〜!!」
「俺らも…気を付けなきゃいけないよな。」
「そうだね。」
「その前に…消えようか。」
「え?」
「もう、いい加減、こんな世界から2人で消えようか?」
その言葉が、すごく嬉しくて。
アタシは迷わず「うん!!」と返事をした。

