「―――ヤイバ!…ヤイバーッ!!もう…何処にいるのよッ」
目覚めた私は、約束の時刻を過ぎている事に気付き慌てて名を呼んだ。だが返事がないので、着替えながらも呼び続ける。
そして、ふと思い付いたように動きを止めた。
「まさか…」
青ざめた顔で駆け出した、その行き先は、魔王の元。
きっと、そこにいる。
自分の代わりに魔王と戦っているとしか考えられない。
体力のある方ではないので、乱れた息のまま魔王の部屋の重々しい扉を力一杯に開いた。
目覚めた私は、約束の時刻を過ぎている事に気付き慌てて名を呼んだ。だが返事がないので、着替えながらも呼び続ける。
そして、ふと思い付いたように動きを止めた。
「まさか…」
青ざめた顔で駆け出した、その行き先は、魔王の元。
きっと、そこにいる。
自分の代わりに魔王と戦っているとしか考えられない。
体力のある方ではないので、乱れた息のまま魔王の部屋の重々しい扉を力一杯に開いた。


