時を越える愛歌

それに生きてないもんね。






もう…無理なんかな。



所詮そんなもんなん?生きてないから?





そんなん無理やな…




柚葉「…っ…しょっ…た…」










元々無理なことを頑張っても、無理なことには変わりない。







頑張っても頑張っても、頑張るだけやったら無理なこともあって、



報われることもない。






何であたしはこんなとこに居るんやろ?




何で生きてる人間の世界に居るんやろ?




何でこんな気持ちになってるんやろ?






無力な自分に涙が出て来た。



こんな人間はあたししか居らんから、誰も同情なんかしてくれへんし





ここにいること自体が無意味。












なぁ、どうしろって言うん?





何をさせるためにここに居るん?









柚葉「早くあたしをこの世界から消してぇや…」
ごめん…ごめん…


こんなあたしを

弱いあたしを





許して…
誰も居ない静か過ぎる部屋。