いきなり翔太が真剣な顔になった

思わず私は

「なに…?」

と聞いてしまった。

翔太はゆっくりと口を開く…

「俺が高校上がれるとでもおもってたの?」

「は??」

笑ってしまった。

「いや、、の訳ないじゃん:」

私はあわてて言った

「だよな。」

悲しそうに翔太が言うから、

「まぁちょっとは馬鹿な学校ならはいれるから安心しろ!」

なんて軽く笑いながら翔太の肩を叩きいった。

そしたら雪乃がきて

「あっち行こう。」

と、腕を引っ張りながら、いかにも私と翔太を引き離すかのように言った。

雪乃の顔は深刻で悩んでいるかのように…

後ろを振り返って私は翔太の顔をみた












翔太は泣いていた。