うちのクラスは男子4人女子5人の9人だ。
一人はあまり学校にこないからほとんどは8人で学校生活を送っている。

皆仲がいい！！喧嘩なんかめったにしない！！

なんか皆ある男子のまわりに集まっていた。
なんだろうと思い、その男の子を頑張ってのぞいてみた。

「ん？？誰だ？？」一瞬分からなかった。でも一瞬で誰か分かった。

と思うとその男子が近づいてくる。

翔太だ。翔太は野球少年で、とにかく野球が大好きだ！

将来はプロ野球のグループ入りして大金持ちになると言っていた。

翔太はつんつんの髪型からまる坊主にしていた。

「あたま…切った！どう？かな？」
言葉になっていなかったから、思わず笑ってしまった。
「似合うんじゃない？？」とどーでもいいように言ってやった。

「？？？？」翔太のズボンが濡れていた。
汗かな？って思ったけど、2月だからよっぽど動かないと汗などかかない。

もしかして…と思ったその時！！

「漏らしてしもうた！」

と笑いながらい言う翔太。

ありえないと思った。

「高校に上がるとは思えないね。」

馬鹿にしてやった。悔しがると思った