その日から
夢の見ない僕なのに
よく夢を見るようになった。
必死に僕が姉を叱る夢……
僕は何度も何度も言うんだ。
『病院を変えていれば
助かったんだょ……
馬鹿馬鹿馬鹿!!!!!』
と………ね 。
すると姉は笑いながら
『ゴメンごめん;
お姉ちゃんはお医者さんを
信じていたかったんだょ。
ゴメンね。
悪い子から
守ってあげられなくて……』
そういうから僕は
『自殺してお姉ちゃんのところに
いくんだ。。』
そう言い張る。
『そんな事したらママも
パパも生きる力をなくして
しまうからそれだけはやめて』
そう言って
姉はいなくなるんだ。。
『行かないで』
そう大きな声をだしても
先に進まない。
進んでいるのに
進まない。。。。
ただただ
姉は手をふりながら
悲しそうな顔を
背けるだけ……
