でも、時間なんて戻りゃしないんだから。 いっそのこと、記憶なんて都合よく。 もし、あいつを憎めたら、嫌いで嫌いでしょうがなくなって、 嫌な想い出ばっかりになったら… 楽、だろうな。 もっともっと、苦しまなくてすむんだろう。 なんでだろう? うまく、いかない。 「ばか」 聞こえるよ、声。 なんでそうやって笑ってんだ。 傷ついててくれたら嬉しい。 もっと辛い顔、してて欲しい。 嫌らしいな、自分がこんなに嫌な人間だなんて。