「ただいま~」

すると母親がすっ飛んできた…

「香!もう~この子ったら…」

母親は凄い怒っていたが龍の事に気が付いて…

「その隣にいる男の子は誰?」

香は答えた…

「前の学園の友達だよ」

「前の学園って…」

「そうだよ」

「何で?ココにいるの?」

「転入してきたんだよ」

「そう~」

その間、龍は怒っていた…

龍の心の声【友達って…このアマ(怒)】

そして母は龍をダイニングルームに案内していた。その間香は着替えをしていたので、龍は香のいない間に話していた…

「あの~香が居ない今しかないんで、大事な話しをします」

「はぁ?どう言う事なの」

「実は香は今記憶が一部無いんです」

「えっ!それは本当なの?」

「はい、それをお母さんに知らせる為に来ました」

「外泊もまさかずっーとキミと?」

「はい、実は香は昨日の朝から行方不明になり、知らない町の公園で寝ていたのです。それを俺がGPSで探して俺の家に泊まらせたんです。男と女の関係はないですから安心して下さい」

「それを聞いて安心したわ」



龍の心の声 【昨日は、だけどね~(笑)】

「で、これからどうしたら…」

母親は悩んでいたので龍は…

「暫く香を預かっていいですか?」

「でも…男の子と一緒はね~」

「このまま記憶が戻らなかったら、どうしますか?」

「う~ん…」

「俺なら記憶を戻せる事が出来るかも…」

母親は考えて結論を出した…

「任せるわ、香をお願いします」

「任せてください」

そう言って龍は香が降りて来るのを待っていた。暫くすると香がダイニングルームに姿を見せたので、母親は香に事情を話していた…