「もう、どうでもいいよ!何の為にしてきたんだか…」


香はあまりのショックで自分が今、何処に居るのかも分からないで、ただ歩き続けていた。すると、そこに大きな公園があった…

「キレイな公園だなぁ…」

香は公園のベンチに座っていた。ずーっと携帯が鳴っていたけど出なかった…

「ごめん、今は一人にして」

あまりにもなるので母にメールをして学園を休んだ

メール内容は…「ごめん、帰ったら話すから今日は学園を休む」

そして香は空を眺めていた…

「曇っていいなぁ~嫌な事が忘れられればいいのに」

そう言って一人で泣いていた香はいつのまにか眠ってしまった。その間、神崎 龍は朝からずーっと香を探していた…

「何処に行ったんだよ!朝途中で俺を撒いてからもいねーし、学園にも来てねーしって何処にいるんだよ香は!」

神崎 龍が叫んでたらChrisが来たが素通りだった…

「んだよアイツ(怒)まぁ~いいや俺一人で探すか」

この時にChrisは事情を知らなかった。職員室で香が急に休むって母親から連絡があった事を知って神崎の慌てぶりを理解した…

【やっぱり、今朝の事だよなぁ…】

その頃 神崎 龍は…

「そうだ!GPSで探そう」

暫くして神崎 龍は香の居場所が分かりタクって公園に向かった…

「香、無事でいろよ」

何も知らない香は夢の中だった。その夢には知らない男が出てきて香は会話をしていたけど…、伝わらなかった。

公園に着いた神崎 龍はベンチで寝ている香を見つけた…

「香、香、大丈夫か?」

すると、目覚めた香は…

「何でココに?おはよう」

「何寝ぼけてるんだよ!心配しただろう」

「?????」

香は何で自分が怒られてるかが分からなかった…

「どうして怒ってるの?」

「香?」

神崎 龍は香の様子が少し変なのに気が付いた…

「何で香はココにいるの?」

「知らないよ」

「本当に?」

「うん」

あまりのショックで香が…