裏切られたChrisはもう全てがどうでもよくなっていた。そんな時、友達から合コンの誘いメールが来た…

「今日?そうだな~もうどうでもいいや!」

Chrisは初めて合コンに参加をする事にした。そこには綺麗な女の人が5人居た。自己紹介が始まりChrisの番になった…

「僕はChrisです。よろしく」

そっけない自己紹介だった。今のChrisは心がぶっ壊れていて誰の声も聞こえない感じだったその後Chrisは酒ばかり飲んでいた、すると一人だけChrisの心に届く声があった…

【この声は香の声に似てるなぁ…俺これからどうしよう】

するとChrisは突然合コンの途中で…

「ごめん、気分悪いから帰る」

そう言ってChrisは帰った。それを追いかけてきた女が香の声に似た人だった…

「待って!そんなに酔っていたら危ないわよ」

Chrisは酔っていてのでその女と香を間違えて抱きしめていた…

「どうしたの?大丈夫?」

「香、香、香 俺から離れて行くなー」

「もう、送って行くわ家は何処?」

二人はタクシーに乗ってChrisのマンションに向かい、タクシーの中ではずーっとChrisは女に抱きついていた…、マンションに着き部屋の中まで送った女は…

「もう、帰るわね」

すると、Chrisは…


「ここに居て」

結局女はChrisの部屋に泊まった。Chrisの事が気になった香はChrisのマンションの前に来ていたら、エレベーターから知らない女と降りて来るのが見えた。香は同じマンションの住民だと思っていたら、Chrisが女に…

「昨日は悪かったな」

「いいのよ」

「内緒にしてな」

「わかったわ」

二人が仲良くしてるのを見て悲しくなった…


「住民じゃなかったんだ…」

【こんな所まで来て私は何をしてるんだろう…】

すると、香に気が付いたChrisは…

「何で香が…」

「どうしたの?」

「何でもない」

Chrisの態度が違う事、女とマンションから出てきた事などからして香は思った…本当にこれが最後なんだと…香は泣きながらその場を去って行った…