約束を交わした後、神崎 龍は…
「俺と付き合え」
香はそれだけは断った…
「それだけは嫌!」
「じゃ〜約束だけは守れよ!俺と付き合ってる振りをしてもらうからな」
香は辛かったけど、本当に付き合うのが嫌だったから神崎 龍の言う事を聞いた…
「わかった。だから、Chrisの事は絶対に言わないでよ!」
神崎 龍は笑いながら答えた…
「ああ、わかったよ」
「もう、私は教室に戻るわ」
「だから俺と行動するんだよ!付き合ってるんだから」
「それはフェイクでしょ!」
「でも、完璧に演技してもらうからな!」
そう言って神崎 龍は香の手を掴み教室に向かった。それを見ていたのがChrisだった…
「えっ!何で?神崎 龍と手を繋いでるんだ(怒)」
怒ったChrisは香にメールをした。でも返信されなかった…
「あれ?何で?う〜ん…」
悩んでいるChrisにメールが届いた。その相手は神崎 龍だった…
「何で神崎 龍からメールがくるんだよ!」
メール内容は… 「香はChrisと別れたいだってさ!だから、もう香に関わるなよ!アンタも立場的にヤバいだろう(笑)」
Chrisは香に本当の事が聞きたかったから、教室に居る香の所に行った…
「香?ちょっといい?」
「ゴメン…ムリ」
二人のやり取りを見ていた神崎 龍は笑っていた。Chrisは納得いかないけど教室では話せないので放課後になるのを待った。でも、いつも神崎 龍が一緒に居る状態だった。