神崎 龍に秘密をバレたと知らない香とChrisは…

「今日は一人で帰れるか?」

「うん」

「でも、神崎 龍の事が心配だよなぁ…」

「大丈夫だよ」

「…気をつけろよ神崎 龍には」

「うん」

そう言って香とChrisはお互い別々に戻った…。香がクラスに戻ると様子が変だった…

「ねぇ~どうしたの?」

すると、神崎 龍が…

「香?ちょっといいか?」

「今は無理よ」

「ココで話したらお前がヤバいと思うぜ」

神崎 龍は笑いながら香に言った。仕方なく香は神崎 龍の後をついて行った…

「なぁ~お前とChrisって従妹なんだって?」

「何で知ってるの?」

「認めてるんじゃねーよ!それ嘘だろ」

香は黙っていた。すると神崎 龍は香に…

「皆にバレたらどうする?香達は嘘付きってレッテル貼られるな!」

「…言わないで」

「Chrisは教師の立場がヤバいな(笑)俺には関係ねーけど」

「何を企んでるの?」

「話しが早くて嬉しいぜ」

「で、何!」

神崎 龍はまた無茶苦茶な事を言い出した…

「Chrisと話すな、メールするな、目を合わすな、係り合うな!俺が言いたい事はコレだ」


「無理だ!私はChrisが好きだから」

「いいのかChrisの事バラしても」

香は大好きなChrisを守りたかったから神崎 龍に従った…

そんな約束を交わされた事を知らないChrisは、どうやってこれから香と付き合っていくかを考えていた…