教室に入って来たのは神崎 龍だった。クラスの女は騒いで大変だった。

「カッコイイー背も高いね~」

神崎  龍がカッコイイので女達はビックリしていた…

でも、本当の意味でビックリしたのは香だった。

「…」

すると神崎 龍は香に手を振った…

「お~い」

香は愛想笑いをした。神埼 龍の顔は何かを企んでいる顔だった。香は怖くなったので、目を合わせないようにしていた。それを気に入らない神崎 龍は…

「香?どうした元気ないな~大丈夫?」

ワザと話しかけてきた…

「…うん、大丈夫」

担任は…

「そうか!前の学園が同じだったな」

すると神崎 龍は…

「はい、香さんとは凄く仲が良いんですよ~」

香は神崎  龍が変な事を言わないかドキドキしていた…

香の心の声 【止めてよ!あれは言わないでよ~】

すると神崎  龍は皆に言った…

「あぁ~先に言っておくけど、俺、彼女いるからココに」

すると、クラス中が大騒ぎになった。一人の女が神崎 龍に聞いた…

「ココに居るって誰?まさか…」

「そう、香だよ」

香は唖然としていた…

香の心の声 【言っちゃったよ!この男…】


神崎 龍は上機嫌だった…

「だから、俺に告白しても意味ねーよ」

香は神崎 龍に言った…

「初日で何言ってるのアンタ!ケンカ売ってどうするのよ」

香はため息をついた…神崎 龍は香に…

「だって俺様はモテるからな(笑)でも、俺様には香だけしかいらねーよ!」

「だから…」

「いいだろう!会いたくてココまで来たんだよ」

神崎 龍と香の会話を黙ってクラス全員が聞いていた…