香が転校してから神崎 龍はずーっと香の転校先を探していた。あと少しって所で何故か振り出しに戻ってしまうので、仕方なく神崎 龍は頼みたくもない自分の父親に頭を下げて頼んだ…

「親父、ちょっといいか?」

「お前からこの部屋にくるとは珍しいな」

「俺だって来たくてきてんじゃんねーよ!」

「で、何だ?」

「実は…」


父親に調べてもらったら、何んとChrisが全て口止めをしていたのだ。それを知った神崎龍は怒っていた…

「あの野郎~今度会ったら覚えていろよ(怒)チクショウ親父にだけは頭なんか下げたくなかったぜ!」

やっとの思いで香の転校先も分かった神崎 龍は…

「香、待ってろよ!俺が迎えに行くからな(笑)」

神崎 龍には最近、気になる事があった、それは…香を探すのに夢中でChrisの姿が無かったからだった…

「あれ?そう言えば最近Chrisは?」

気になった神崎 龍は学園長に聞いてみた…

「コンコン、失礼します。学園長?最近栗須先生が居ないようで…」

学園長は答えた…

「あぁ~栗須先生は違う学園に…」


って言った瞬間,神崎 龍は全てが分かった…

「わかりました。では…」


学園長の話も途中のまま、神崎 龍は教室に戻った。そして考えていた…

「そう言う事かぁ…」

急いで家に帰った神崎 龍は親に転校したいと言っていた…

「親父相談がある!俺、S学園に転校したいんだよ!」

すると、父親は…

「それは、この前に調べた事と関係があるんだな」

「ああ」

「お前が私に相談なんて珍しいなぁ…」

「で、どうなんだよ!」

「わかった、いいだろう!住む家も用意しよう」

「ありがとう親父」

そう言ってニコニコしながら神崎 龍は自分の部屋に入り引越しの準備をしていた。そして朝になり神崎 龍は香の居る町に向かった…

「香、今から行くからな、待ってろよ~アハハハハハ…」