「久し振りだね香」

「えっ!何でココに?」

倒れそうな香を支えてくれたのは何と栗須だった…

「どうしても香が忘れられなくて」

それを聞いた香は泣きだしてしまった…

「栗須先生(泣)」

栗須は香を抱きしめてkissをした…

「香、好きだよ」

「私も好きよ」

二人は誰もいない学園で愛を確かめあった…

「香は彼氏はいないよな?」

香は黙ってしまった。レイの事があるからだった…

「香?」

「…」

「そうだよな…あんな別れ方だったしなぁ」

「…」

香は学園に来てから昨日までの事を全て栗須に話した。すると栗須の様子が変わった…

「わかった!そのビデオが証拠なんだな」

「うん」

「俺に任せろ」

「うん」

暫く栗須と香は二人で抱き合いながら微笑んでいた…

「香?全てが上手くいったらまた俺と付き合ってくれるかい?」

「うん」

「よかった」

「そろそろ、皆が登校してくるな」

「そうだね」

栗須は香に聞いた…

「携帯変えた?」

「うん」

「そうかぁ…だから連絡取れなかったのかぁ」

「ゴメン」

「今、聞いていいかい?」

「うん」

二人は赤外線でアドレスを交換した…

「じゃ~後でメールするな」

「うん」

時間になり二人は別々に歩いて行った…

栗須は職員室に、香は教室へと…