「香?ゴメンな?」

「何で?優しいの?」

レイは微笑んだので、それを香は不思議そうに見ていた…

「あれ?」

「どうした?」

「さっきとは違うよ?」

「俺はずーっとルイの事を優先してきたんだ。でも…今回ルイは香に真剣だから気持ちを押し殺してまでも、ルイに協力をした」

「意味が分からない」

「だからな!俺は本気で香が好きなんだ」

「えぇー」

「ルイに香が抱かれてるって思うと苦しかった」

「さっき好きな女が居ないって…」

「あぁ~ルイの前でこんな事が言えるか」

「確かに…」

「純也には香は渡したくない、もちろんルイにもだ」

突然の事で香も混乱していて、何て言って良いか分からなかった…

「香?」

「何?」

「kissしていい?」

「えっ!」

「俺はもう我慢が出来ない」

そう言ってレイは香を抱きしめてkissを何回もした…

「今まではルイとkissしてる所を黙って見てたけど、もう香は俺の女だからな」

「どうしてそうなるの~」

「もう俺は自分に素直になるんだ」

レイは嬉しそうに香を抱きしめながら耳元で話してたので、香はそれを黙って聞いていた…

「レイって本当は優しいのね」

「香にだけだ」

レイが優しいから香は何だか嬉しかった…