「私は純也にも彼女になって欲しいと言われたけど…断ったから、それでルイの彼女にはなれないよ」

「どうしてもダメかい?」

「うん」

「でも僕は香を諦めないし、OK貰うまで帰さない」

「ちょっとそれは困るよ!」

「香に好きな人が居てもいいから、僕の彼女になってよ」

香は暫く悩んで答えが出たので…

「分かったけど…純也には私が説明するからルイは何も言わないでよ」

「ああ、ありがとう香。これから僕の彼女としてヨロシク」

「…はい」

香は早く帰りたかったからルイに言った…

「もう、本当に帰るから」

「待って僕が送るから」

そう言って春風ルイは香を送って行った…

「香?」

「何?」

「携番とアド教えて?」

香はバックから携帯を出して春風ルイに教えた…

「コレでいい?」

「ありがとう」

「香また明日ね」

「うん」

春風ルイは帰る時に香に軽くkissをした。

「イヤ!家の前で何するのよ~」

「ゴメン好きだからkissしたかったんだ」

「わかったから明日ね」

香は急いで家に入って行ったのを暫く春風ルイはずーっと見ていた。そして見届けてから駅の方へ歩き出した…

香は自分の部屋の窓から春風ルイを見ていた…

「やっと帰ったよ~」

香は純也に連絡して呼び出した…

「もしもし、純也?香だけど…大切な話があるの家に来てくれない?」

それを聞いた純也は急いで支度をして香の家に向かった…

「ピンポ~ン」

ドタドタドタ「は~い」香は玄関のドアを開けたらそこには純也がドアの前に立っていたから、香は純也と2階の奥の自分の部屋に入った…

「あのね~純也?」

「純也は黙っていた」

「大事な話があるんだけどね~」

純也は俯いたままだった…

「純也?」