香は1時間以上も放置されていたので…
「もう、帰るわ!では…」
「待って!香、大事な話があるんだよ」
「大事な話?だからkiss友になるって言ったでしょ!」
「うん、そうだけど…」
「まだ何かあるんですか?」
「うん、今日から…イヤ、今この瞬間から香は僕の女になるんだよ!」
「急にどうして?嫌よ!それだけは嫌」
香は首を横に振った…ルイがまたテレビを付けて…
「見て?香ココ」
そこに映っていたのは香が「何でも従うから」って言ってる場面だった…
「まさか!」
春風ルイは笑顔で答えた…
「うん、そうだよ」
「そ、そ、それは…え〜と…」
「ダ〜メ!ご希望通り何でも従って貰おうかなぁ(笑)」
春風ルイはだんだん香に近付き抱きしめて耳元で言った…
「香は僕の女だよ!絶対に逃がさない」
香は悲鳴をあげた…
「キャー!助けて」
「無駄だよ!証拠がある限り香には僕の彼女になってもらうから」
「私には好きな人がいるから無理なのよ」
「あぁ〜でも大丈夫だよ!香が僕を好きじゃなくても、僕がそれ以上に香を愛するから」
「何で私なのよ!他に沢山、女の人が居るじゃない」
春風ルイは香に告げた…
「香の事は純也に聞いたんだよ!」
「純也に?何を?」
「香のkissは不思議な感じがするって…だから、試したら僕の長年探していた女を見つけ出せたんだよ」
「はぁ?」
「もう、バレてると思うからさぁ〜」
「何を?」
「kiss依存症の事だよ!」
「あぁ〜やっぱりそうなのね…ってそれと私とどう関係があるのよ!」
「香とkissをすると満たされるんだよ!今までとは違う…」
「満たされる?」
「そうだよ!だから香は僕からは、もう逃げられないんだよ(笑)」
「勝手に決め付けないでよ!」
そこへ、レイが香に言った…
「頼む、ルイを救ってくれ」
レイが香に頭を下げたのでビックリしていた…
「救うってさぁ〜彼女は嫌だよ〜」
春風ルイが純也の事を話した…
「彼女になって貰わないと困るんだよ!香わかって欲しい」
その時、香は…