学園に着いた香と母は職員室に向かい、「コンコン」と扉を叩いた、すると職員が現れて…

「キミが工藤 香さん?」

「はい」

すると職員が母に言った…

「ここからは香さん一人でお願いします。お母さんは学園長がお呼びですので、こちらにどうぞ」

母は学園長室に入って行った…

「えっ!私はどうすればいいの?」

そこへ一人の男が香の所に…

「はじめまして、香さんの担任になる荒木です。」

「…はい、よろしくお願いします」


挨拶が終わり香は担任の荒木と一緒にクラスに向かった…

「香さん?緊張してますか?」

「はい、」

「大丈夫ですよ」

「そうですか?」

「クラスには…」

「はい?」

「嫌なんでもありませんよ(汗)」

荒木の態度が急に変わり不安になった香は…

「先生?さっきのは何を言いたかったんですか?」

「え〜と…スグわかりますよ」

「???」

「クラスに着きましたよ」

気がついたら1組の扉の前にいたのです…

「ここで待っていてください」

「はい」

荒木は一人で教室に入っていった…

香の心の声 【懐かしいなぁ〜栗須先生を思い出すなぁ…】

「ガラガラ」扉が開いて荒木が香を呼んだ…

「さぁ〜香さんどうぞ」

「はい」

そして香がクラスに入ったら突然クラス中で「パンパンパン」と音が鳴って拍手されて香はビックリしていた。そこへ一人の男が香に近づいてきた香は大きな声で言った…

「何で純也がココにいるのよ!」

純也が答えた…

「S学園にようこそ香」

「…」

「俺から逃げれないんだよ!フッフッフ」

香は言葉が出なかった…