教室にいる神崎龍は香に腹を立ててた。なぜなら自分に興味を示さないからだ…

「何でこの俺様をシカト出来るんだよ!」


神崎龍はどうしてもプライドが許せないでいる。


「香を観察して弱みを握るしかないなぁ…、これからが楽しみだアハハ…、探しに行くか!」


そんな事も知らない香は屋上で空を眺めていた


「キレイな空だなぁ…」


すると香に近付く男がいた…


「何してるの?」


香は振り返ると栗須がいた…


「あの〜え〜と…、そう空を見たくてアハハ…」


香の心の声【栗須先生に心配かけたくないからね】


「ふぅ〜ん」


「栗須先生はどうして屋上に?」


「僕はね〜時々ココに空を見に来るんだよ」


「そうなんですかぁ〜」


「あのね僕はキミに…」


栗須が話してると屋上に神崎龍が来た…


「あー!二人で密会ってヤバくねー」


香の心の声【神崎龍だ!何しに来たんだよ】


「いや僕は空を見に来たら先に香さんが居たんだよね」


「はい、そうです」


「僕は戻るからね」


「待って!栗須先生」


「お前ら怪しいなぁ」


「神崎君には関係ない事だから!」


「香、俺様を敵に廻したら知らねーぞ」


「…」


無視して行こうとしたら神崎龍に抑えつけられて…

「イヤ離して」


香はキスをされそうになったから神崎龍の頬をひっぱたいた。


「バッチーン」


「いてぇー」


「最低!」


香は走って教室に戻った…

「あの女!ぜってーに許さない今にみてろよ」


教室に戻った香は栗須の言いかけた言葉が気になっていた。


香の心の声【栗須先生は何を話したかったのかなぁ…】