車の窓から夜景を見ていた香は、あれから何時間も経って新しい町に着いた。辺りを見たら何と昔に住んでたことのある町だった。この町は香にとって忘れられない町だった…


「ここって…」

すると母親は…

「香が小さい時に住んでた町よ。忘れた?」


「覚えてるよ」


「じゃぁ〜隣に住んでた純也くんの事も覚えてる?」

「…うん」


香の心の声【忘れるわけないじゃん!あの日の事は…】

母親は皆に言った…


「皆、夜遅いから静かにしてね」

「は〜い」

香達は新しい家に入った…

「香、手続きの関係で2日間は学園に行かれないから家にいなさいよ」


「は〜い」


香の心の声【私には考える時間が必要だから助かるなぁ…】