「まだ薬は効いてるみたいだけど、起こすか」


「その前に薬は後どのくらいで効き目がなくなるんだ?」

「30分かな…」


「じゃぁ〜早くこれからの事を話そう」


「あぁ、そうだな」


「誰が先に香を抱くんだよ!」


「やはり年上の俺じゃないか?」


「女を抱くのに年上も年下も関係ねーだろ」


すると神崎龍の携帯にメールが届いた。


「ったく誰だよ(怒)」


神崎龍はメールを読んだ…、急に慌てだした。


「マジかよ!ダチがケンカに巻き込まれたから行ってくる。香はまだ大丈夫だろ〜戻って来るからな!」


そう言って神崎龍は部屋から出て行った。残された栗須は香を強引に起こして…

「香、大丈夫か?」


栗須の声で香は起きた。


「えっと…ココは何処?」


「俺の家」


「な、な、な、何で!私は確か下駄箱に居て…」


「薬はまだ効いてるみたいだな」


「薬って何!」


香の心の声【何だか体が動かない】


「香、時間がないからゴメン」