「あの〜栗須先生?」


「何でだと思う」


「え〜と教室に戻ります」

香は危険を感じて部屋から出ようとドアノブに手を伸ばしたら…


「帰さないよ」


栗須はいつもの優しい先生じゃなく別人のようだった。

「栗須先生からかわないでよ〜」


「僕は本気なだけだ」


香は栗須に言った…


「急に態度変えたりして、私を避けてたのは誰よ!!」


「俺は教師だから、それを優先しただけだけど…、香に彼氏が出来てしまったら話しは別だ」


「今、俺って言ったよね」

香の心の中【どういう事なのよ〜】


「プライベートと別けてるだけだ」


「…?」


「まだ分からない?今は教師じゃなくプライベートの話しをしてるんだよ!」


「…」


「だから俺は神崎龍にお前を渡したくない」


「待ってよ」


「香も気がついてるだろう夢…」


香は今の状況がわかっていなかった。


「これからは香の前では本当の俺でいるからな」


「えっ!」


栗須は香を抑え強引にKISSをした。それも大人のKISSを…。香は立っていられなくなり栗須が支えた。


「フッフッフ可愛いね香♪これからたっぷり俺が調教してやるよ」


「でも私は神崎龍の彼女になったんだよ」


「俺は認めない」


香の心の中【栗須先生って怖いかも…ってゆうか私はこれから先どうなるのよ〜】


「これからは、この部屋で二人で会おう!そうだ教師と言う立場を利用するかフッフッフ」


「栗須先生がこんな人だ何て…」