授業が終わった…するといつものように神崎龍のファンが教室に入ってきたから香が立ち上がろうとしたら…


「俺様には彼女が出来たからもうココへは来るな!っつーか香一人でいいんだ」


その時、栗須はまだ教室に居た。すると栗須は香に…

「香さん職員室まで来て下さい」


「えっ!」


香の心の声【ちょっと今、香さんって言ったけど…何で?】


「香さん聞いてますか?」

「はい」

神崎龍はファンの子に泣かれたりして、栗須と香の会話を聞いていなかった。


「だから…香だけでいいんだよ」


ファンの子達は…


「イヤイヤ神崎君が好きなの」


栗須と香は教室を出て行った…。暫くすると香は…


「栗須先生職員室はこっちの方向じゃなかったですか?」


栗須は無言なまま歩き続けた。そして部屋の前に着きカギを開けて、香の手を強引に引っ張って部屋に入った…


「栗須先生この部屋は何?」


「僕の部屋だよ!教員は全員部屋を与えられるんだよ」

「何で?」


「一人で居たい時とかに自由に使える部屋なんだよ♪」


「で、今はどうして二人なのかなぁ…」


「フッフッフ」