香は栗須の態度が気になった。すると神崎龍が栗須の事を話し出した。


「栗須、無言だったな(笑)」


「…」


神崎龍の心の声【栗須の目の前で俺の女だ!って言ったからな!これで安心だ】

「なぁ今から放課後デートするか」


神崎龍は上機嫌だった。でも香は…


「今からさ〜」


香の心の中【もう、どうでもいい】


「おい、俺様の話し聞けよ!」


「あぁ〜うん」


「仕方ねーな、今日は顔色悪かったからな…このまま帰るか」


「うん」


神崎龍は香を駅まで送てった…


「明日な」


「うん」


家に着いた香は何も手につかなくて、ただ窓の外を眺めていた。


「もう、寝るのが怖い」


香は夢に栗須が出て来るので眠れなくなってしまった。


「栗須先生のあの態度がこんなにも私の心をダメにするなんて…」


どんどん香の心が闇に覆われていた…