‐最愛‐

次の日……



「美帆ありがとーっ!」

私は美帆に飛び付いた。



「全然いいよーん♪

携帯つけたぁあ?」

美帆はニコッと微笑んだ。


「当たり前や~ん♪」

私はそう言って
ポケットから携帯を出し

「じゃ~ん!」

と言ってキーホルダーを見せた。


「アハハハハ~
うちもつけたぁ♪」

美帆もそう言って
熊のキーホルダーを見せた。


私達はニッコリと笑った。




「今日で学校終わりやぁ~!」

私と美帆は終業式をサボり
校舎の裏に座り込み喋っていた。



その時上から何か降ってきた。


「ったぁ~何これ?」


私はそう言って手に取る。


「チュッパチャップスやっ!」

美帆は興奮気味に言い
私達は上を見上げた。