‐最愛‐

「あ~満足満足!」

私達はその後
服やアクセサリーを買い

地元に帰っていた。



「やっと地元ついた~♪

ぢゃあお疲れ~っす!」


私達はそう言って
スタスタと家に向かった。



家に着き部屋に入り
買った服をタンスにしまい

ベッドに寝転び
大好きな音楽をかけた。



ブーブーブー…


私は鞄から携帯を
取り出し開いた。


新着メール  1件



『袋見てみ!!!!』

美帆からだった。



私は体を起こし
ビキニが入っている袋を開けた。


「えっ…………」


そこには可愛らしい
熊のキーホルダーと

ビキニに合うような
ピアスが入っていた。





~~~~~♪

携帯が鳴った。


「はい。」


「袋見たぁあ?」

美帆は言う。


「見たよ~…
美帆が入れたん?」


美帆はクスクスと笑いながら

「うんっ!
帰り際にそっと入れたぁ!

オソロで携帯につけよ~♪」


「も~本間にありがとう!
めちゃくちゃ嬉しいっ!!!

携帯につけるわあ♪」


そう言って私達は電話を切り
キーホルダーを携帯につけた。


そして携帯を手に持ち
キーホルダーをブラブラし
ニヤッと笑った。

「またお返ししなっ♪」