‐最愛‐

「めちゃくちゃ可愛いーっ♪
愛里これにしぃ!!
普通に似合うって!!!」

美帆はニコッと笑った。


「ほらな!
はい。お買い上げ~」


よっちゃんはそう言って
そのビキニを持って
レジに向かった。


「ちょっと~!」

私もレジに向かう。



「8000円でーす♪」


「え?1万やろ?」

私はそう言って1万円札を出した。


「大サービスぢゃ!」


そう言って私に2千円を渡して
ニッコリと微笑んだ。



「よっちゃん好きやで!」

私はケラケラと笑いながら

「本間ありがとう♪」


そう言って手を振り
私達は店を出た。