‐最愛‐

「ぢゃあ…これにしよっ♪」

美帆はルンルン気分で
レジに向かった。



『どれにしよかな~』

私は黒とピンクのドットか

白のヒラヒラのビキニを

手に持ち悩んでいた…



「何悩んでんの~?」


私はパッと後ろを振り返る。


「な~んや。よっちゃんか。」


よっちゃんはこの店の店長で
凄く男前で優しい。

昔からいつもこの店で
服とか買っている為

だんだん仲良くなっていた。



「俺やったらこっちがいいな!」


よっちゃんはそう言って
黒とピンクのドット柄
ビキニを指した。



「愛里の色って感じ?」


そう言ってフッと笑った。



「よっちゃんやあーーーん♪」

美帆は私達の元に近寄る。



「よっ!久しぶりやなぁ!
なあー愛里こっちがいいよな?」


よっちゃんはそう言って
黒とピンクのビキニを
手に持ち美帆に言う。