‐最愛‐

「俺ずっと言わんかったけど…

他の男といちゃいちゃしながら
ラブホ行ってる所見たから。」



「そ…それは…。」

元カノは焦りながら呟いた。



「も~諦めろや。」

直哉が言った。

「お前翔太の事
裏切っといて何が

"翔太の事信じてたのに!!"

やねんな。どんなけ翔太が
傷ついたか分かってんのか?」


「…ごめんなさい。

でも…!!
本間に翔太の事好きやった!!

でも急に冷たくされて
不安になってつい浮気してもた…

本間にごめん……」



翔太はフッと笑いながら

「ごめんやけど許さんから。

確かに冷たくしたんは悪かった。

でも本気で好きで信じてた奴に
浮気された側の気持ち考えろや。」

そう言って屋上のドアを

ばぁーんっ!!と蹴った。

そして

「愛里に謝れ」

と低い声で呟いた。