‐最愛‐

「はぁ…」


私はため息が出た。

せっかくこの日がきたって
ゆーのに…何で喧嘩なん?


本間最悪っ。

てか別にそこまで
怒らんでよくない?


なんなん!!なんなん!!



私はだんだん苛々してきて

砂浜に
"翔太のアホ"

と手で書きそれを
足で消したりしていたら


「何怒ってんねん!」


と後ろから誰かが言う。


私はもしかして!!??と
期待しながら後ろを振り向いた。