ライオン

頭からゴミ箱に突っ込むガンさん。
足だけがゴミ箱から出ている無残な状態です。



そしてライオンはおもむろに出ている足も
ゴミ箱の中に詰め込みふたを閉めました。




「だ、だしてくれえ」



中からはガンさんのか細い声が聞こえてきます。


にやりと口元を歪めるライオン。




「や、やめろ!」



私が焦って止めようとしますがライオンは気にも留めません。