(教室)忠義Side

俺は輝来と分かれて亮と話しながら

恵美乃たちの様子を2人でお菓子を食べながら見ていた

(うまっ!これめっさうまい!)

亮「これ、うまいなぁー、ってもうないやんけ!
  もっと食べたいのに…」

忠義「ごめん!まだあるでぇー、とってくるわ」

俺はお菓子のごみを持ち、ゴミ箱へ捨てようとした

その時やった

箱?

ゴミ箱の中には3つの箱が捨ててあった

箱は奥のほうに捨ててあった

しかし、奥のほうに捨てたはずが

ゴミにつぶされてはみだして見えている

俺は箱を拾い見てみた

これって画鋲入れの箱やん 

そう、画鋲入れの箱は半透明の小さい箱やった

「あれ、シールがついてない…」

普通はついているはずの「画鋲」という

シールが蓋についていなかった

見つからないように3つの箱を

自分のかばんにいれた

そして、俺はとっさにゴミ箱をあさった

亮「なにやってんの?なんか落ちたん?」

忠義「ちゃうねん、これ見て、画鋲入れが3つすててあってん!
   しかも3つともシールがついてなくて
   今、シール探そうとしてあさってん」