「礼香!
これは、一陣風霊会、内部のことだぞ。
それをこいつらに漏らすなんて」
「でも、真之。
あたしたちだけ、何も言わずにそっちの情報だけよこせって、
なんか違うと思う。
それじゃ、麻生くんたちが
あたしたちに隠しておきたいと思うのは
当然のことだと思う」
「それは………」
「それに、情報交換の一番の関係。
それはフィフティフィフティでないとダメでしょ?
どちらかが上だと思った時点で
情報交換なんてできなくなっちゃう」
そこまで礼香に言われてしまうと、真之はもう何も言い返すことなどできなかった。
それに、礼香の言っていることは筋の通った話だと真之も思った。
「宮城、ありがとう。ちゃんと話してくれて」
にっこりと綺羅に微笑まれた礼香は頬を赤く染めた。
だけど、綺羅はそんな礼香の表情になど全く気づかずに、真里を見る。
「真里。話すよ。宮城たちがここまで話してくれたんだから」
「うん!」
うれしそうに頷く真里。
その表情を見た後、綺羅は空中を飛んでいる初に視線を向けた。
旋回していた初は、綺羅の視線に気づいたのか綺羅の肩へと戻ってくる。
それを確認してから綺羅は口を開いた。


