海はこれまで,目をつけた男は断じて逃さなかった。だから,祐くんが振り向いてくれないとゆう事が海にとって,精神的にもダメージが大きいのだろう…



「大丈夫だよッ!!祐くんは絶対に海を好きになるさぁ〜!!!」

「根拠はッッ!!?」

「えぇッッ??」

「あぁ〜酷いッッ!!普通,根拠もなしに,でまかせ言うかぁ〜??」

酔っぱらっている海は,普段の倍の倍は,たちが悪いッッ。

「でまかせ〜??でまかせなんて言ってないよッ!!」

「あぁ〜遊楽のバカァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!」

海はついに,泣き出してしまった。


ふと,遊楽は良い案を思い付いた。

「ねぇ〜海ッ!!あたしが,祐くんを説得してみるよッッ!!!!」