大人な君へ

最悪だ……………
悔しくて苦しくて
涙がとまらなかった



あのあとしばらくして
目を覚ますと



たつやが目の前に
心配そうに
みていた



「…………大丈夫か?」



どうやらたつやの部屋の
ようだった…



心配そうにみつめる
たつや…ずっとそばに
いてくれたのだろう



コーヒーの量が半端ない



「…………たつ………」



たつやの名前を呼ぼうと
した瞬間あついものが
こみ上げ涙がながれた



「………う……」



涙は止まらない
どんどんながれてくる



「なんがあったんや?
なっゆうすけ」



優しく俺に触れ
なにがあったのか
真剣にきいてくる



「とりあえず…落ち着け」