大人な君へ

やばい…………
動けない



ズキズキと頭が痛む
まだうっすらとした
意識のなか由岐の名を呼ぶ



「………ゆ……き」



途切れ途切れにこぼれる



「「おい。おまえよんでんぞ」」



「「関係ないわ」」



一体………由岐おまえまさか…



次の瞬間俺は服を
脱がされるのがわかった



「…………!?」



抵抗するにもできなかった
腕はロープできつく
むすばれていた



二人の男は野獣のように
俺をおそった



「やめろ!!」



嫌がる俺を殴り
怯ませてから無理やり
力づくでやられた…



ゲイどもに犯され
俺は気を失った



「「はやく薬っ」」



とゆう由岐の言葉が
最後に残っている