暁子がその場に座りこんでいると…颯斗の父親が部屋から出て来た。 「オイッ颯斗早くせんと間に合わんじゃろが」 「おじ様…」 「アキちゃん…颯斗の奴は…」 「行きましたよ…あの子を追いかけて…」 「何じゃとアキちゃん…待っててくれんか今すぐ連れ戻すからの。オイッ誰か」 暁子はそれを静止するように「おじ様…アタシが行かせたの。だから…止めて…ね…」と言った。