亜耶の名前を叫んで、亜耶を追い掛けようとした颯斗を父親が止めた。 「颯斗楢崎病院はどうなってもいいのかあの娘のいっときの感情なんかで…惑わされるんじゃない」 「解ったら行くぞ。」 そう言って…みんな部屋へ戻り…式の支度を急いだ。 「全く…最近の若い女は恥ってもんが解らないのかしらね。」 そう陰口をたたくおばさんもいた。 それでも…颯斗はその場から動こうとはしなかった。