「覚えてたアンタちょっとこっち来なさいよ」 そう言って…真由は颯斗のネクタイを手で掴み、そのまま颯斗を式場の外まで連れ出した。 「そんなことより…今は亜耶ちゃん…」 「だから亜耶のことでアンタに聞きたいことがあんだから…黙って来ればいいの」 真由もかなりキレていた。