「止めてよ…大声出すわよ」 逃げ回っていたら…ライトスタンドのコードに足を引っかけてしまい…アタシは倒れた。 倒れたアタシをゆっくりとなめ回すような目で見ながら、俊介がゆっくりと近寄って来た。 「止めてよ…嫌…」 その時…ドアをノックする音がした。 ーーコンコン 次の瞬間…今度はドアを叩きながら女の叫び声が聞こえた。