そして…アタシは眼を閉じて…震えながら…その時を待った。 ーー大丈夫 ーーきっと…今度は…きっと大丈夫だから… ーーもう逃げ出しちゃダメだから…頑張るんだから…いい…亜耶… ーーこのチャンス逃したら…ダメだから…ねっ などと…ヘタレな自分を励まし…奮いたたせていると…ユウさんも脱ぎ終わったのか…カサ…カサっと布団の布が擦れる音と一緒に… ユウさんが入って来た。