彼も悪いと思ったのか…すぐに手をはなし…アタシの目を見て「ごめん」と目で合図した。 ーーワリイ…そんなつもりじゃ… ーーいえ…いいです。解ってます。…アタシこそ…ごめんなさい… 二人見つめあいながら…視線で会話した。 気がつくと、回りの会話も止まっていてみんなの視線はアタシ達にくぎづけになっていた。