「いえ遠慮しときます。」
「いつも失礼な奴だね。颯斗は」
そう言って暁子は回診に行こうとしたが…二三歩歩いたところでクルっと振り向き…
「でも…アンタ…なんでチェリーボーイなんだろねそんだけイケメンで…ドクターって地位もお金だってあんのに…ねっ…
世界不思議発見にでも出てみたら」
「なんで…そんなこと…平気で言うかな〜
そんなだから暁子先輩こそ…結婚できないんスよ。」
「大きなお世話ま…頑張って…どうしても無理なら…アタシが食べてあげるから…ねっ」
そう言い残し…暁子はまた回診に向かった。

